Windowsサーバーの導入
Windows Server 2016にはいくつかのエディションが用意されています。
大きく以下のような用途とエディション名になります。
- Datacenter:仮想化環境(Hyper-V)向けエディション
- Standard:非仮想化環境として、やや小さめの規模向けエディション
- Essentials:中小企業向けの25ユーザ及び50デバイスの接続ライセンス付きエディション
2016は、CPUに内包するコア数単位でライセンスを購入しなければなりません。1ライセンスで2コア分となっています。さらに「1CPUあたり最低8コア分は購入すること」及び「1サーバあたり最低16コア分は購入すること」という条件があり、最低でも16コア分買わないといけません。
https://www.microsoft.com/ja-jp/cloud-platform/windows-server-pricing
マイクロソフトの価格とライセンス体系の概要を見ると、価格はすごいことになっています。
- Datacenterが1,184,000円
- Standardが169,600円
- Essentialsが96,200円
そして、Datacenter及びStandardの場合には後述するCALが必要になってきます。なぜなら、Essentials以外はクライアント側の接続ライセンスが1本もついてこないからです。しかし、サーバを構築しておいてクライアントは0です、ということはまずありませんので、CALは必ず必要になってくるということです。しかしこのCALは、サーバ1台に付き必要分買うのではなく、Windowsサーバが何台立っていようが、接続するユーザ数分もしくはデバイス数分買えば良いのです。それで、その数分のユーザなりデバイスはWindows 2016かそれ以前のWindowsサーバにいくらでも接続出来るようになります。
コメント