情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)とは
まず、情報処理安全確保支援士というのは、サイバーセキュリティ対策を推進する人材の国家資格 です。
サイバーセキュリティ分野初の登録制国家資格として創設された「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」制度ですが、2017年4月に最初の登録者が誕生してから1年以上が経過しました。
法律上の経過措置により、「情報セキュリティスペシャリスト試験」又は「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験」を合格した方も登録セキスペになれますが、その申請の期日(2018年8月19日)が迫っています。
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情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の登録について
わたくし江津は、情報セキュリティスペシャリスト試験の合格者です。IPAからきたはがきには、あなたは登録の資格がありますと書かれていました。経過措置申請受付期日:2018年8月19日(日)(当日消印有効)までに登録してくださいと。他にも、こんなことも書かれていました。
- 平成30年4月現在で9千人を超える方が、情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)になって大活躍!
- 今回の期間をすぎると登録資格を失う
- 資格取得者が所属する企業ということで、企業の信用力が上がる
と書かれていたため、今から慌てて登録をやろうと思っています。
はがきに書かれていたURLは以下になります。
https://www.ipa.go.jp/siensi/toberiss/for_thinking.html
やってみると分かりますが、これ役所に行ったり収入印紙買ったり、振込したり結構面倒です。
頑張れば1日で終わるかもしれませんが。私がやったのは順番に以下のとおりです。
- 郵便局で収入印紙9,000円分(4,000円と5,000円)の購入。
- 合格証書のコピー。
- 登録料(10,700円)の振込み。と振り込み書の印刷。
- 役所で身分証明書と住民票の写しの発行(各300円)。
- 法務局の本局(出張所はだめ)まで行って登記されていないことの証明申請書の発行(300円、印鑑が必要です)。
- 書類の郵送
情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)は何の得があるのか
登録に少なくないお金がかかるわけですが、所属する企業が出してくれる場合は良いとして、大学の技術職員に出してくれるとは思えません。一体、2万円も払って何が得られるのでしょうか。
皆さん疑問に思うようで、IPAも次のようにまとめています。
https://www.ipa.go.jp/files/000067824.pdf
書いてあることを要約すると、
- 資格者本人→毎年一回のオンライン講習と3年に一回の集合講習で知識・技能の維持・向上 及び 倫理観の醸成ができる
- 所属するITベンダー→社会的信用。入札時の要件を充足できる。
- 所属するユーザ企業→社会的信用。税制優遇
となります。有資格者本人にとっては、スキルの維持と向上だけがメリットか。。。
維持費はいくらなのか
オンライン講習とか集中講習とかいう言葉が出てきたので、これいくらかかるのか調べてみました。詳細はこちら。
- オンライン講習A、B、C各2万円(非課税)
- 集中講習8万円(非課税)
3年で14万円!高っけー。
これもっと、メリットを増やしてもらわないと割に合わないのでは無いでしょうか。
情報処理安全確保支援士の試験を受ける人が減少傾向にあるなんて話もありますが、それもこれも登録料のせいだとしたら、情報セキュリティの人たちを増やす、裾野を広げるという意味では失敗なのではないでしょうか。
とりあえず、自分は登録だけはしてみますが、大学にも掛け合ってみます。大学が金銭的支援をしてくれないとなれば、、、3年目は考えますかね。
リンク:
10月中旬、登録証送ります。
10月1日、IPAから登録完了通知が来た。
8月頃、IPAから登録書類を受領したと連絡が来た。
7月頃、IPAから情報処理安全確保支援士の資格がありますよと連絡が来た。
コメント
[…] 前回の投稿で、8月上旬に情報処理安全確保支援士の申請書類を郵送していましたが、3週間近くたった、8月21日にようやくIPAからメールが届きました。 […]
[…] 7月頃、IPAから情報処理安全確保支援士の資格がありますよと連絡が来た。 […]
[…] 7月頃、IPAから情報処理安全確保支援士の資格がありますよと連絡が来た。 […]
[…] 7月頃、IPAから情報処理安全確保支援士の資格がありますよと連絡が来た。 […]