ITエンジニアの派遣サービス
パーソルテクノロジースタッフさんはテンプスタッフ系のグループ会社で、ITエンジニアの派遣サービスも行っているそうです。分野としては、
- セキュリティ
- インフラ
- システム開発
- テクニカルサポート
- Web制作
- RPA
- ドローン
などだそうです。紹介パンフレットには、下のように書いてありました。
情報通信、IT/インターネット、EC分野を中心とした幅広い業界に対して、ITエンジニアの派遣サービスをご提供いたします。当社の強みは、複数のサービス・人材ベースを用いた対応力と供給力。単に「技術要件」だけでマッチングしたエンジニアの提案をするのではなぐ、テクノロジー分野を理解したエンジニアをご提案。お客様の課題解決に向け、高付加価値・高品質な「技術サービス」を提供いたします。
大学での使いみち
学長が今年は情報セキュリティを強化するぞ!とか言い出したら、それ相応のプロジェクトになると思います。そういうときに、情報セキュリティのプロジェクトマネージャレベルを派遣してもらって、セキュリティ・コンサルティング、セキュリティポリシーの設計、運用支援を行ってもらえると便利と思います。
例えば、3ヶ月とかで来てもらうと。
あとは、走っているプロジェクトが多数で、大学の人材だけではまかないきれないときにプロマネをやってもらうとかでしょうか。大学に来てもらってツール開発をしてもらうというのは無駄な気がします。それならクラウドワーカーと契約してツールを作ってもらえば良くて、大学に来て貰う必要もないですから。
請負と委託、委託と派遣
ここで、セキュリティコンサルタント会社に頼むのと何が違うのかという話になります。まず、派遣なので期間を契約してその人に来てもらいます。そして、成果物を納入してもらわなくても派遣期間がすぎると仕事は終わりになります。請負か委託かと聞かれれば委託契約になるのではないでしょうか。
委託は成果物を納めることが目的の契約ではありません。受注側に対するプロフェッショナルとしての仕事ぶりを期待され、仕事をしたプロセスに対して契約金額が支払われます。請負であれば、成果物が出されるまで契約は続きます。
請負とは、発注元がある仕事の完成を依頼し、受注側が実際に完成物、成果物を納品して、その結果に対して報酬が支払われるという契約のことです。
請負は契約金額が、委託と比較して高くなるというデメリットがあります。
そして、委託契約では指揮命令系統が受注側にあります。派遣では、これが発注側にあるという点で異なります。派遣では派遣元ではなく派遣先の会社の指示に従って仕事をすることになるわけです。
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