UEFIとは
旧来のBIOSに変わり、新たな仕様であるUEFIによって設計されたBIOSをUEFI・BIOSと呼ぶ。UEFI・BIOSで管理する各種情報の設定および確認は、UEFI・BIOSのセットアップという環境にて行うことができる。
PCのメーカーや種類によって、一部の機能やユーザーインターフェースが若干異なります。
2000年、インテルがEFIを発表し、旧来のBIOSを廃して新しいファームウェアに移行させようとする。
インテルベースのサーバアーキテクチャである「IA-64(Intel Architecture 64)」に基づいたCPU「Itanium」ベースのサーバマシンの開発に際して、BIOSからEFIへの移行を計画し、IA-64ベースのサーバマシンが最初のEFI搭載機となった。 しかし、性能が高くなかった上に、32ビットに対応していなかったため広まらなかった。
2005年、インテルは業界団体「United EFI Forum」を結成。それまでに同社で策定してきた関連仕様をまとめ、EFI(EFI 1.10)の仕様を公開し、多くの企業が利用できるよう標準化の推進と普及を行う。
当初はEFI対応の64ビットOSしか起動できないという問題があったため、まだまだ32ビットOSが主流のPC市場から注目されることはなかった。実際、マイクロソフトのOSでUEFIに対応したのは64ビット版のWindows Server 2008からで、コンシューマ向けでは64ビット版のWindows Vista(Service Pack適用後に対応可能になる)から。
2011年、量産が開始されたインテルのSandy Bridge対応CPUの市場への投入と、これに対応する新チップセットである「Intel 6シリーズ」の本格普及で、UEFIも本格普及となる。
Intel 6シリーズはUEFIを導入しており、このアーキテクチャの普及に伴い、ようやくBIOSがレガシーなものとして扱われるようになった。
UEFIとは何か?Windows 8でも採用されるBIOSに代わる新たなプログラムの基本より
あなたのPCはBIOSかUEFIか
UEFIに対応しているかをチェックする方法は以下の通り。
Windows 10では、Cortanaにsystemと入力するとシステム情報(デスクトップアプリ)というのが出てくるのでそれをクリックする。
システム情報の中にBIOSモードという項目があるが、これがレガシとなっていれば旧来のBIOS、UEFIとなっていればUEFIに対応しているということになる。
Windows7では、「コントロールパネル」→「管理ツール」→「システム情報」とすれば、システム情報にたどり着ける。
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