飛び込み営業は週に3、4人
私立大学で事務職員として働き始めてから気づいたことではありますが、とにかく大学には飛び込み営業が多いです。
週に3,4人やってきます。また、電話営業もしれーっと代表にかかってきます。
飛び込み営業の対応をして、自分の仕事の時間が取られてしまうのはマズいです。が、彼らが有用な情報を持っていることも多いです。大学業界(教育業界?)のITシステムに詳しくない場合、飛び込み営業をどう活用するかが重要になってきます。
彼らが知りたいこと
彼らが知りたいことは、大体こんなところです。
- 現在のシステム構成や利用しているシステム
- 現在のシステムは費用がいくらかかっているか
- 現在のシステムでの問題点
- 更新の時期はいつ頃か
逆に質問する
情報はギブアンドテイクですから、こちらも聞きたいことを聞いちゃいましょう。
相手から話を聞き出すためには、まず、相手をネットワーク系とか情報セキュリティ系、サーバ系とかで分類します。
その営業とまったく関係ない分野、例えばネットワーク機器を紹介しに来た人にPC教室のパソコン入れ替えの話を相談しても話は通じませんから気をつけてください。
また、営業によっては技術に詳しくない人もいます。技術に詳しくない人とは、あまり付き合ってもいいことはないです。情報をスイスイ出してこない営業は敬遠しましょう。
最初に聞くのは競合製品について。これは必ず聞いてください。どの製品と競合しているか。あなたの勧める製品は、競合と比較して優位点は何か。
次に、自分たちの困っていること(分野が同じなら勧めてくる製品と関係なくてもOK)を伝え、他の学校ではどうしているか、聞いてみるのです。解決策のほか、それを導入している大学の担当者を紹介してもらったりと、自分の人的ネットワークを作るのにうまく活用しましょう。
営業によっては使いっ走りのような、ITスキルもハテナな人もいます。しかし、このような営業でも、会社に戻って直ぐに情報を調べたり、見積りを作ってくれるやる気だけはある人もいます。こういう人は、何人かキープしておき、ちょっと調べてほしいときや見積りが欲しいときに依頼できるようにしておくと便利です。
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