1週間のサピックス家庭学習の回し方
新型コロナウィルスのため休校していたサピックスが18日から再開になりますが、気になるのは、他の家庭ではどう勉強させていたかですよね?
我が家の場合、サピックスがスタートして1か月が過ぎ、試行錯誤の結果、1週間の家庭学習の回し方が決まってきました。
【基本条件】
サピックス4年生の基本条件と、我が家の習い事等の条件をまず並べます。これをしておけば、どの時間なら勉強に割り当てられるか分かってきます。
- 水→国語・社会
- 金→算数・理科
- 木・土の夕方→その他の習い事
【家庭学習の手順】
①サピックスから持って帰ってきたテキストの必要部分をスキャン
スキャンするのは以下のページになります。
- 国語A:漢字の練習(1回目~3回目のページのみ)
- 社会:デイリーステップ
- 算数A・B:全ページ
- 理科:ポイントチェック
②テキストに書き込みながら宿題に取り組む
各教科、(子どもが聞いてきていると思いますが)先生から指示が出た順番に取り組んでいくようにします。
国語A、算数Bは、授業翌日に取り組むと定着も良いでしょう。
小分けにして、毎日取り組めるようにすることが大事です。
③スキャンしたものを印刷して解きなおす
これどういうことかというと、漢字1回やって2回目をやるとき、上を見ながら解いてしまいますよね。これって、答えを見ながら漢字を書いているのと同じになってしまいます。定着しているかどうか、分からない(汗)。そこで、漢字2回目は1回目の答えを筆箱などで隠しながら3回目のところ(2回目のところに書かすと見ちゃう)に書かせます。で、3回目は印刷したものに書かせます。これで、わが子の本当の実力が分かるわけです(笑)。
1週間の表です
これってどれくらい時間がかかるの?
我が家の長女の場合、
- 朝学習:40分
- 土・日:2時間
- 月・火の放課後:1時間~1.5時間
- 木の放課後:30分
1週間分を合計すると11時間40分になります。ちなみにこれは、目安であって単元によってはもっと速く進めることができます。
これ、一気にやろうとすると大変ですが、小分けにすることで1日の負担が少なくなり、こなすことができています。
リアルな家庭学習時間
サピックスの入室説明会では、「塾での学習時間と同じ分だけ家でも学習してください」と言われました。サピックスでは1週間で6時間(3時間×2回)の学習があるので、6時間でいいということになるはずですが、ほぼ倍の12時間近く勉強する必要があるということが分かります。
他の方のブログを読んでいると、4月の保護者会では最低8時間、できれば10時間の家庭学習を推奨された、算数:国語:理科:社会の学習時間の割合は4:2:1:1でと言われた、といった内容もありました。
4月に初めての保護者会があるので、そこで上記のような内容が話されるのかもしれません。
実際に1か月を回してみて、思った以上に理科の負担が大きいです。朝学習と放課後学習の時間を合わせると、1週間で2時間以上かかっていることになります。
社会は今のところ朝学習のみの毎日5分程度で済んでいるので、1週間で35分ほどです。4月以降地理分野に入ると、これでは足りなくなるのかもしれません。
国語、算数は、単元によって1週間の負荷に違いがありますが、上記の表の時間が確保できていれば習熟できているのではないかと思います。朝学習と放課後学習を合わせると国語が2時間50分、算数が4時間50分ほど。
ちなみに、長女の習熟程度をデイリーチェックや基礎力定着テストの点数で測ると、国語は毎回100点、算数は単元によって点差が出てますが、デイリーチェックが平均72点、基礎力定着テストが平均91点です。理科、社会は毎回90点以上を取って帰ってきています。
授業回が進むごとにかかる時間が減っている(効率よく家庭学習を進められている)ようなので、復習テストやマンスリーテストの点数を見ながら、内容に変更を加えていくつもりです。
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