そこそこブラック企業のSEだった民間サラリーマンが大学職員(技術)を目指す!というのを応援したい
【転職活動】大学の技術職員になるために、どんな経歴・スキルが有効か
こういう人に読んでほしい。
- ITだけでなく、電気とか建築とか土木とか何かしらの技術者の方。
- ネット情報から、大学の事務職員って、仕事がユルくて給料もそこそこもらえて良いんじゃないかと思っている方。
- 大学職員の中途採用の壁、高い倍率を何とかして突破したいという方。
わたくし江津は、2018年4月より某私立大学の事務職員(技術)として働いています。
江津の前職は技術系コンサルタントでして、外資系に勤めていました。残業はそこそこ(月10時間程度)あるし、海外出張(エコノミーでしんどいやつ)も結構ある会社で、かといって給料は30代で600~750万円といったところ。で、やっている仕事の割にすごい儲かりますという感じでもなく。なんか中途半端なところでした。そして、家族(妻は公務員、未就学の子ども3人)との時間をもっと取りたいなぁという思いは常々ありました。
けれど、強い意志で転職したいと思っていたわけではありません。
ただただ、ご縁があればいつでもイケる!という準備はしていました。
そんな2017年の10月頃、仕事場の役員が替わりやりづらくなってきたことを期に、それまでよりは真剣に転職を考えるようになりました。職種はITコンサルタント職を中心に探していました。
なぜそこから、大学職員になったのか?
結論から言うと、転職サイトのサジェスト機能に「あなたの経歴を見ると、この大学技術職員という求人がよさそうですよ」と勧められたことがきっかけでした。じゃあ、一度受けてみるかと思い受けてみたところ、思いがけずあっさり採用となったのです。そして、面接の段階で、仕事はユルそうだというのは大体分かりました。ワークライフバランスを重要視してきた矢先でしたので、心機一転、新しいところで自分の力を試してみるかという気になったのです。
ですので、大学事務職員の中途採用試験は、1校しか受けていません。
大学の事務職員を目指して何校も受けたわけではないんです。転職エージェントもつけませんでした。
*後で知ったことですが、大学側は大学職員が人気の転職先だというのを知っているので、転職サイトに多くお金は出しません。ですので、稼ぎたい転職エージェントは、成功報酬のない大学職員という求人を薦めてきません。
目標としていた転職先はITコンサル業や企業の情報系経営企画室であり、大学の事務職員が第一目標であったわけでもないです。そして中途採用です。新卒採用を目指している方に対しては、ほとんどアドバイスはありません。すいません。
江津自身の転職は4回目ですので、転職経験は豊富と思っていただいて結構です。
転職大好きです。
また、江津の勤める大学は中小です。マンモス大学ではありません。大学の規模により仕事内容は変わります。ただ、待遇等はホントに横並びです。公務員に準拠していて、どこも似たり寄ったりです。大学職員になってみて、他大学の事務職員の方々と話をしたりして、どこもおおよそ同じようなものだということが分かってきたのです。
どこの大学も似たようなものですから、どこの大学の事務職員を受けるにしても、安心して本サイトの情報を役立ててください。
江津が知り得た情報から、大学の事務職員(技術)を目指す方が知っておくと良いこと、必ず知っておくべきことなどを紹介していきます。これから大学の事務職員を受けてみる方の役に立つように思うところをすべてお伝えします。
はい。
このサイトの主張は大体以下の通りです!
- 大学職員(技術)の採用試験にはコツがあります。コツを知っていれば競合より必ず優位に立てます。対策が重要なんです。
- Yes!大学の事務職員は、仕事がユルいです。給料もそこそこもらえます。定時にダッシュで帰れます。夏休み、学生の頃と同じようにとれます。ただし、注意点があります。
- PwCとかデロイト勤務の友達には、仕事面ではすべてにおいて勝てません。キャリアアップ↑、自己の成長はあきらめましょう。
- しかし、全部自分で決めてやれるので、幅広い知識をもったジェネラリスト型の技術者はやりがいを感じられると思います。
- 出張は殆どありません。大学の規模によってはキャンパスを超えて異動がありますが、情シスだけは、場所固定だったりします。
- 最後に、大学職員(技術)に転職して良かったです。今のところ。
でもまずは、大学の事務職員って何なのか?というのが知りたいですよね。
これから、どういう人がどういう理由で大学の事務職員になるのかということを一般論(例外もあります)でご説明したいと思います。
・まずは、江津のプロフィールを参照してみてください。こういう経歴の人が大学の事務職員になるのだということがおわかりいただけると思います。
・大学の技術職の仕事はこんな感じです。
・そして、大学職員(技術)に必要なスキル等を江津なりの解釈で説明してみます。
実際問題として大学の技術職員の仕事はどうなのか